行政書士は、官公署に提出する書類を、他人から依頼を受けて、報酬を得て業をすることが出来ます。
官公署に提出する書類というのは、「宅建業免許申請」や「建設業許可申請」等がそれにあたります。

行政書士は、関係法令に精通しているだけではなく、書類作成のプロですので、行政書士に依頼するメリットとしては、「確実に」かつ「早く」許認可を取得することが出来ます。
申請経験のない方がご自分で新規で実施する場合、最初に申請手続きから調べ始め、免許を受ける為の要件や申請手続き、書類の準備等、調べることが多岐に渡り、想定以上に時間がかかるものです。又、書類に記載不備等あると補正により更に時間を要し、結果的に免許取得が出来たとしても、多くの時間と労力を費やします。

ただ、行政書士であれば誰でもいいのかというと、必ずしもそうではありません。行政書士が作成出来る書類は1万種類以上あると言われているので、「宅建業免許申請」に詳しい行政書士に依頼するのが近道です。

又、免許は一度取得すれば終わりではなく、変更が発生すれば30日以内に変更の届出を、5年毎に免許の更新手続きが発生します。免許の更新手続きは、新規取得より手間がかかります。本来の仕事に専念して頂くためにも、免許関連手続きは行政書士に依頼することをお勧めします。